コラム・連載 グッズもメニューも充実!15年ぶり「THE ドラえもん展」開催
2017-11-10

2002年に開催され好評を博した「THE ドラえもん展」が、「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」となって15年ぶりに帰ってきました。「あなたのドラえもんをつくってください」というテーマに応えたのは、日本の現代美術シーンを牽引する28組のアーティストです。
 

ダイナミックな作品の数々。子ども以上に大人が夢中に?!

 
パッと見「これ、なんだろう?」と考え込まされることも多い、現代美術。それをひも解いていくのが楽しみのひとつだったりもしますが、なじみのない人にはハードルを高く感じることもあります。しかしそのテーマがすべて「ドラえもん」だったとしたら?
国民的なキャラクターであるだけに、一瞬考え込みはしても「ああ、これはあれだな」と理解できるのがこの「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」なのです。


村上 隆「あんなこといいな 出来たらいいな」より
©2017 Takashi Murakami/kaikai Kiki Co.,Ltd.All Rights Reserved. ©Fujiko-Pro

会場を入ると真っ先に出迎えてくれるのが、村上隆さんの巨大な作品。カラフル&びっしり描き込まれた中には、あんなキャラクターやこんな人も。大人以上に子どもが夢中になってしまう作品かもしれません。


増田セバスチャン「さいごのウエポン」
©Sebastian Masuda/Lovelies Lab.Studio ©Fujiko-Pro

ほかにもまるで洞窟の中に入り込んだような気分が味わえる鴻池朋子さんの作品や、原宿系アーティスト・増田セバスチャンさんの巨大ぬいぐるみ、ママにもファンの多い奈良美智さんの作品など注目作がズラリ。ほかにも新進気鋭のアーティストの作品など、感性鋭い子どもたちに響くであろう展示内容となっています。
 

あのひみつ道具がキュートなメニューに変身

 

展覧会に行ったときのもうひとつのお楽しみ、グッズも充実しています。会場内の特設ショップには、300アイテム以上のオリジナルグッズが! アーティストの作品をあしらったものや、展覧会限定デザインの「COLOR THE DORAEMON」シリーズなど特別感ある品々がいっぱいです。

また隣接するカフェ「THE SUN」ではコラボメニューも展開されます。

こちらはテリヤキバーガーの上にパイ生地のタケコプターを乗せた「タケコプターバーガー」(1,380円税込)。


©Fujiko-Pro

タイムマシンで移動する時空間をカラフルな粉砂糖で描いた「タイムマシンのフルーツタルト」(1,380円税込)。


©Fujiko-Pro

ほかにもここでしか食べられないメニューばかり。通期メニュー以外にも第1弾(11月1日〜12月3日)、第2弾(12月4日〜2018年1月8日)でそれぞれ期間限定メニューもあるので、何度も通いたくなりそうですね。
 
 
 
”現代美術”と聞くと急に「難しそう」と消極的になってしまうママもいるでしょうが、展示されているのはすべてがドラえもん。自分の心の中にいる”思い出のドラえもん”と、比較してみるのもおもしろそうですよ。

【THE ドラえもん展 TOKYO 2017】
会場:森アーツセンターギャラリー(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階)
開催期間:2017年11月1日(水)〜2018年1月8日(月・祝)会期中無休
開館時間:10時〜20時(火曜日は17時まで)*入館は閉館の30分前まで
公式サイト

文・鈴木麻子

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引用:「グッズもメニューも充実!15年ぶり「THE ドラえもん展」開催(by ママスタセレクト)
http://select.mamastar.jp/214379